
陶芸家
まとはまがんじ・安竹みどり
長野県信州新町を拠点に制作
経歴
まとはまがんじ 宮崎県生まれ、東京都育ち。
安竹みどり 長野県諏訪郡原村生まれ。
長野県信州新町へ移住し、山間の古民家に工房を構える。
「G&M works」として、二人で日常の器を中心に制作。
2000年代より、全国各地のギャラリーやクラフトイベントで作品を発表。
現在 長野県信州新町を拠点に、土鍋や耐熱の器、食器、急須など、暮らしのための器を制作。
主な制作:土鍋、耐熱の器、食器、急須。
作家について
まとはまがんじと安竹みどりは、ともに暮らし、ともに器をつくりながら、長野県信州新町の山間で日常のためのものを制作している。
二人の作品は、整いすぎた形を目指していない。色、輪郭、釉薬には自然な不均一さが残され、茶壺やカップの取っ手には流木をそのまま使うこともある。粗朴な土と水の流れに磨かれた木が組み合わさり、器は「和」や「洋」のどちらにも簡単には分類できない自由な表情を見せる。
土鍋と耐熱の器は、二人の制作において特に重要な存在である。土鍋、耐熱皿、耐熱碗、陶製のフライパンは、焼く、炒める、煮る、炊くといった調理にそのまま使うことができ、料理が完成した後は食卓へ運ぶ器にもなる。一つの器が、台所と食卓をつないでいる。
制作は、「こんな器があったらいい」「この料理をつくるために使いたい」という、とても素朴な思いから始まることが多い。
器は暮らしから離れて存在する作品ではない。料理をつくり、盛り付け、使うことによって、少しずつ自分の居場所を見つけていく。